ご招待いただき、創業1929年…銀座で新ばし芸者を呼べるという超老舗料亭
『米村』へ。
店内に入ると格式の高さに少しビビる小心者のいっしーです(笑)
部屋は全席個室。
接待受けてたり、悪巧みを密談しているわけじゃないんだけどね…なんか普段いく店の雰囲気と違いすぎてさらに緊張するな(笑)
米村の1番の特徴、それは芸者さんを呼んで食事ができるというところ。
ちなみにそれができる料亭は、米村を入れても6つしかないんだって。
昔京都で芸妓さん、舞妓さんを呼んでもらったことがあるけど、普段女性に対して緊張は全くしないオレが凄まじく緊張したんだよな(笑)
そんな希少な体験がここ東京でできるなんて…。
世の中の金持ちのみなさん!コレ耳寄り情報ですよ!
こりゃまた連れてってもらって、呼んでもらうしかないでしょ(笑)
今回は20,000円のコースをいただいたよ。
日本酒は八海山などおまかせで…雰囲気と相まって余は満足じゃ(笑)
■先付
鳥肝生姜油漬け、鶯豆、筍、菜花浸し。
濃厚な鳥の肝が日本酒にピッタリだね。
■前菜
車海老艶煮、燻鱧手毬寿司、助子芝煮、のし梅羽二重、栗麩田楽、たらの芽、鰯奉書巻、梅肉、生姜。
彩りも美しい前菜の数々。
梅の酸味も心地よい、のし梅羽二重が一番好みかな。
■お椀
穴子千段巻、海老芋、巻湯葉、梅人参、 鶯菜、木の芽。
■刺身
福翁包み、鉄皮、あん肝、鴨頭葱、赤卸し。
フグの皮である鉄皮(てっぴ)で覆われた逸品。
鉄皮を開くと中にはたっぷりとした紅葉おろしと、あん肝…。
すだちを絞ることで清涼感をプラス、最初にきた鳥肝の味付けとはまた違う上品さが米村の雰囲気ともよくマッチしてるね。
■焼物 ★いっしーリコメンド
鰤蟹味噌館焼、金柑蜜煮。
フワッフワのテクスチャーの鰤は蟹味噌の強めの味付けで白米が食べたくなるやつ(笑)
金柑で味変も。
■中皿
帆立柚香漬。
■八寸
若鳥、小原木長芋、軸菜。
■強肴 ★いっしーリコメンド
江戸甘味噌ローストビーフ、小とまと、ブロッコリー。
一番刺さったのはこちらのローストビーフかな。まぁわかりやすい肉食系男子なので(笑)
選ばれたお肉は脂と赤身のバランスも良いシンシン。
まずはそのままで…思いの外強めの味付けは、コレも白米が欲しくなるやつです(笑)
脂身のバランス的にはアラフィフにはちょうど良いけど、少食男子にはボリュームが少し多いかな。。。
(ボリュームは言えば調整してくれるみたい。まぁあくまで俺が少食すぎるのが問題なんだけど…)
■食事
食事は特別に2種類も。
まずは石焼に仕上げた鯛めしから。
蕎麦の実が入っているので、パチパチした音も風情があるし、豊潤な香りが食欲をそそるんです。
この鯛めしと、先ほどのローストビーフを合わせると…あぁ…幸せ♡
正解はこの組み合わせだな…。
鶏卵がたっぷり入った福雑炊も。
上品な卵で、優しさで溢れている雑炊なんだけど…お腹いっぱいです(笑)
■水菓子
ノーマル!?とピンクのグレープフルーツの下には苺と黒豆、そして洋酒ゼリー寄せが。
正油ぶりんぜんざいにはきな子もあわせて。
日本の四季を五感で楽しめる料理の数々…半月に1度メニューが変わっていくので年間だと24回くらいは違う料理が楽しめるんだね…さすが常連さんに愛される超老舗。
仕事柄、接待を受けたこともしたこともあまりないんだけど…。
こういった米村みたいな料亭だとぴったりなんだろうね。
「いっしーの接待飯」とかやっちゃうかな!?(もちろん受ける方のみです(笑))
ちなみに新ばし芸者が一堂に集う「東をどり」っていうのがあって、今年は5/21、22、23に新橋演舞場で開催予定だそう。
今回もだいぶ登った気がするけど、さらに大人の階段登っちゃう!?
【米村】
03-3541-1723
東京都中央区銀座7-17-18
https://tabelog.com/tokyo/A1313/A131301/13032954/