銀座でオトナな天ぷらっていう選択…普段なかなか値段に怯えてできないけど、ここはすげぇいいかも。
今宵訪れたのは麻布十番のミシュランガイド掲載店から独立した大将が2024年10月末にOpenした新店
『天冨良 銀座 天』
店内はカウンターの他、個室も完備。
俺は揚げたてがダイレクトでいただけるカウンター派かな。
揚げている様子は隠れていてなかなか見れないんだけど、パチパチっていう静かな音色が実に食欲をそそるんです(笑)
今回いただいたのは「天冨良と河豚会席(特上)」(12,980円)
メニューにスパークリングのグラスやシャンパンは見当たらなかったので、ここは白ワインスタートで。
■座付き
虎ふぐ皮ポン酢。上には金時人参のきんぴらが。
皮のコリコリ食感がさっぱりとしたスターター。
■お造り
虎ふぐ薄造り。ピリ辛のもみじおろしがアクセントに。
■季節の天冨良4種 ★いっしーリコメンド
さて、ここで極上天ぷら4連発。
車海老。程よいレア加減とねっとり感…これはいきなり心奪われるやつ。
シャキッとしたみずみずさを残す長芋はカレー塩で。
ジャンボマッシュルームは、香り豊かなトリュフ塩。
一番刺さったのはホタテ。レア感と甘さが実に心地良くって…もうLoveです♡
天ぷらのどれも衣がエアリーで、食材の良さをダイレクトに感じさせてくれるんですね。
いやぁ…こりゃさすがだな。
■口替り
季節の茶碗蒸しは、白子の茶碗蒸し。
クリーミーな濃厚白子のとろとろ感がたまらないやつだね。
■強肴
天巻き 蟹、イクラ、キャビア。
蟹は天ぷらに。海苔をくるりと巻いていただきます。
イクラ、そしてキャビアの塩味とのバランスもお見事。
■季節の天冨良4種
生ウニの磯辺揚げ。パリッとした磯辺揚げに冷たいウニって言う斬新さもいいね。
さつまいもは名前の通り甘味がすごいシルクスイート。
皮面はよりカリカリに、中はホクホク感を残した絶妙な揚げ具合。
虎ふぐのゆかり揚げ。
ビジュアル的に味を伝えるのがすげぇ難しいんだけどね…抜群にソフトなテクスチャーの虎ふぐにゆかりを巻いて。
塩+レモンが実にマッチするんです。
青茄子の揚げ出し。
ジューシーな青茄子と合わせるのはマグロの削り節。
強めの味付けで、コースに変化を。
■食事、汁物、漬物
穴子天丼、明日葉の天ぷら。
最後は穴子天丼。しかもまぁまぁサイズがある(笑)
あおさ海苔たっぷりの赤出味噌汁とさっぱり漬物も…これだけで嬉しいセットです。
■甘味
季節のデザートはシンプルに王道の長野県産シャインマスカット。
少食男子の俺には全16品っていうのは個人的にボリューミーで、ちょっと食べきれなくて申し訳なかったな…っていうのが本音。
味は申し分ないので、俺ならもうちょい下の「天冨良と河豚会席(上)」(9,980円)っていう選択肢もありかな。
それにしても銀座で天ぷらで…ってびっくりするくらいのコスパの良さ。
オトナなデート飯にぜひともリコメンドしたい新店ですよ。
【天冨良 銀座 天】
050-5594-6710
東京都中央区銀座7-10-8 第五太陽ビル 502
https://tabelog.com/tokyo/A1301/A130101/13300900/