令和の寿司屋ってここまできたかぁ…。
今回知人にご紹介いただき伺ったのは、世界初「美腸×インナービューティ」をコンセプトにした寿司屋として麻布十番にオープンした
『麻布 黒しゃり』
ちなみに「住所非公表」&「完全会員制」(理事からの紹介がないと会員になれない)という、Specialなお店です。
カウンター席からは「インナービューティ鬼十則」の文字が目を惹きます。
…と食事の前にこちらの「LIV-BLOCKER」と「TRIPLE CUTTER」を飲んで、まずはアルコール対策&糖の吸収抑制を。
実はこのお店、エステで有名な「プロラボ」が運営してるんですよね。ここら辺もさすがだよなぁ。
こちらの「麻布黒しゃり」は、大型魚に含まれる有害金属・水銀の過剰摂取問題に着目し、それを吸着・排出するヤシ柄活性炭を配合した「真っ黒なしゃり」が特徴的。
ねっまるでキャビアのような輝きでしょ!?
今回はお任せコース(30,000円:会員価格20,000円)を堪能しましたよ。
■プロラボ無農薬野菜
まずはシンプルに無農薬の野菜から。
とうもろこし、いんげん、ズッキーニ、そして植物性で無添加のマヨネーズをつけて。
■マグロの赤身
さて黒しゃりを使った寿司の登場です。
最初しゃりだけ食べた時には少し酸味が強く角が立っている印象だったけど、少し時間が経ってネタと合わさると、程よい酸味に落ち着いてたね。
赤身のネットリ感との相性もバッチリです。
■ホタテ
平たく焼いたホタテをノリで巻いて、磯部焼き風に。
■ヒラメの昆布締め
ヒラメ特有の弾力と昆布の香りが、もうたまらん♡
■ウニとキャビアの素麺
美しいグラスの中に入っているのは、グルテンフリーの素麺。
粘度の高いソースに、濃厚ウニ…なんで贅沢な素麺なんでしょう♡
■チビキ
今回お初のチビキは、クセもなくさっぱりとした味わい。
■アジ
■鮑の酒蒸し
金運あがりそうな金の器にのった鮑。コリコリの食感と肝のソースがたまらんね。
■中トロ ★いっしーリコメンド
大好きな中トロはこのお店でもやっぱりNo.1かな。
ありふれた「とろける」という言葉の最上級の称号を与えたい(笑)
こりゃ最高ですね…おかわりしたいわ♡
■肝のリゾット
先ほどの鮑の後には、黒しゃりのリゾット+追い肝で。こんなオトナな食べ方ある!?
■のどぐろの蒸し寿司
大好きなのどぐろはまさかのお茶漬け風に。
蒸したのどぐろの上質な脂を、シンプルな味付けと相まって堪能できますね。
■生タコ
■蕪の冷製ポタージュ
美しいグラスに入った蕪のポタージュは、野菜そのものの控えめな旨みを楽しめます。
■生鯖 ★いっしーリコメンド
今回のうまかったNo.2(笑)
プリンプリンに脂の乗った鯖の旨みは最高。
■フエダイ
まさに今が旬のフエダイは、タンパクながらも身質の良さが一口でわかるクオリティー。
■カニとウニの茶碗蒸し
茶碗蒸しももちろん超豪華♡
中にカニとウニがこれまた豪勢にタップリと。
こんなの食べたら、もう普通の茶碗蒸しじゃ満足できない体になっちゃうよ(笑)
■大トロの炙り
こりゃまたビックリ演出の大トロはまさかの石焼で。
バーナーで炙るのはよく見るけど、これは新しいね。
塩でシンプルにいただくのも、とてもいいなぁ。
■白エビ
魚介のうまい富山湾の白エビは、刻んだ状態で握っているので食べるとエビがほろほろっと口の中で崩れるんです。
ちょっとした事だけど、このアレンジはお初かも。いやぁ…さすがです。
■ネギトロ巻き
炙った海苔に黒しゃりを入れてたネギトロ巻き。
■アサリとアオサノリ
■卵焼き
黒と黄色の卵焼きでご飯ものはフィニッシュ。
■甘酒の寒天よせ
ほんのり甘酒の香る寒天に、小豆の上品な甘さを追加。
いやぁ…味はこのクラスなんで美味しいのは当然として、想像のさらに上をいってたね。
エンタメ感も強いので、個人的には大満足。
仕事柄いろんな寿司屋に行ってるけど、ここまでエッジの効いてて、トレンドを抑えたコンセプトのお店はなかなかないんじゃないかな。
かなりのアッパー層を狙った戦略だし、誰もが行けるお店じゃないけど、麻布黒しゃりならではの「特別感」は即「モテ度」に繋がるね(笑)
【麻布 黒しゃり】
https://kuroshari.jp/