高級役肉店の立ち並ぶ六本木で、またいい意味で個性の強い焼肉屋さんを発見したよ。
『にく稲』
ちなみに「にくいね」って読みます。
よっ、にくいね!!って感じ!?(笑)
1階は区切られたテーブル席中心…
2階が個室となっています。
いただいたのはお勧めコース「雅」(13,000円)
「にく稲」では新潟県産の「雪むろ芳醇和牛」を使用。
ちなみにこの雪室(ゆきむろ)とは、冬に積もった雪の冷気だけを使い、倉庫内の温度を一定にし、温度変化などの肉に余計なストレスをあたえることがないように作られた仕組みなんだ。
そのことで芳醇なコクと旨味が増して、肉質がとんでもなく柔らかくなるんだって。
■もやしナムル、キムチ2種盛り合わせ
きゅうりの白キムチ、白菜キムチからスタート。
■生ユッケの肉パフェ
おっと、ここで映え系メニューの登場です。
グラスの中に大きめのクルトンやアボカド、ぶつ切りのユッケにウニ、イクラ…。
はい全部好きなやつ〜(笑)
ただグラスだと食べにくいのでお皿に移して混ぜ混ぜ…。
ユッケが結構大きめに切られているので、食感含めて面白いね。まぁこの組み合わせならそりゃうまいよな。
■にく稲サラダ
■トロタン焼きしゃぶ
さらっと炙る程度のレアめで仕上げ。
タン特有のシャキッとした感じではなく、まさにトロタンの名に恥じない抜群にソフトなテクスチャーが個性的。
■雪むろ若醇和牛塩肉盛り合わせ
続いて塩肉の盛り合わせ。
赤身のわさび焼き、フィレ、そして四角いのがかめのこ。
にく稲特製生ネギタレもうまいけど、新潟名物のかんずり(唐辛子の発酵食品)なんかもありだね。
一番分厚いかめのこは、4面を3分ずつ…合計12分じっくり火入れ…。
ちなみにちゃんと砂時計がちゃんと用意されるので安心してください(笑)
ちなみにこの煙の出ないロースターが優れもの。
水蒸気を使うことでじっくり火入れができるんです。
焼肉焼いててファイヤー!!みたいな絵面にはならないけど、にく稲の肉質にはぴったりのセレクトじゃないかな。
その後店員さんに渡して少し寝かした後…
桜チップで燻製にして、はい!できあがり。
見てよ、この美しい火入れ。俺が焼いたんだぜ(笑)
まぁそれはともかく肉の旨味を十二分に楽しむべく、シンプルにわさびでいただくかいのみは、ワイルドな食感が特徴的。
■雪むろ若醇和牛希少部位
続いてシンシン、トモサンカク、ハラミ。
シンシンにはりんごのジュレをつけて。
ジュレが溶けてりんごの甘みと共に、肉本来のポテンシャルをさらに引き立てるんです。
トモサンカクはシンプルに焼肉タレ。
黒ニンニクハラミは無臭ニンニクをトッピング。
これ食べりゃぁどんなに疲れていても元気百倍だわ(笑)
■雪むろ芳醇和牛トリュフのサーロイン焼きスキ ★いっしーリコメンド
わーい、大好きな焼きスキも出てきたよ。
しかもたっぷりとトリュフ付き♡
まぁこんなの言葉いらないでしょ(決して記事書くのをサボっているわけではございません(笑))
ちなみに卵黄を少し残しておく裏技がオススメ。このあとの炊き込みご飯に入れて最強のTKGができるんです(笑)
■赤身肉とごぼうの炊き込み土鍋 ★いっしーリコメンド
締めは土鍋ご飯。
クオリティー高い肉に加えて、いくら、かにの海の幸をたっぷりと。
合わせるお米も新潟県産の绝品米「新之助」を使うことで、最強最高の締めになるんです。
いやぁ…満足満足。
■季節のシャーベット又はアイスクリーム
ゆずのアイスクリームでさっぱり爽快。
店内は決して新しいわけではないので、高級感があるわけじゃないけど小綺麗にしているので問題なし。
何より他ではなかなか食べることのできない「雪むろ芳醇和牛」の個性溢れる焼肉の数々と、圧倒的に丁寧で感じの良いホスピタリティーが印象的ですね。
六本木という焼肉激戦区においても、あえて選ぶ価値のある良店じゃないかな。
【にく稲】
050-3177-4629
東京都港区六本木3-17-2 MF六本木 3F
https://tabelog.com/tokyo/A1307/A130701/13240512/